不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/23

東京・昭島で分譲住宅157区画/トヨタH

建物プラン「ペット」のモデル棟
玄関横にはペット用の洗い場を設置

 トヨタホーム(株)は25日、大規模戸建て分譲地「TOYOTAHOME The CENTRAL(トヨタホーム ザ・セントラル)」(東京都昭島市、全157区画)の第1期販売を開始する。

 JR中央・青梅線「東中神」駅より徒歩9分、国営昭和記念公園至近で、同駅周辺で進められている立川基地跡地昭島地区の土地区画整理事業内に位置する。開発面積2万7,535.99平方メートル。

 タウンウォールやゲートを設け、全体を3つのクラスターに分け、車の出入口を限定。さらに防犯カメラを設置した「タウンセキュリティ」を導入する。敷地の中央には公園を整備しコミュニティ拠点としてのクラブハウスを設ける。「電線地中化」の実施、外構等への自然素材の採用、外周への緑地帯の設置など、“庭園邸宅”をテーマに景観にもこだわった。

 隣接地には、スーパーマーケットの入る商業施設の開業が決定しているほか、コンビニもしくはクリニックなどの他の利便施設についても誘致を検討している。

 軽量鉄骨造(鉄骨ラーメン構造)地上2階建て(3階建て)。エネファームを搭載したZEH仕様とし、さまざまなワークスペースの創出やハウスコーティングを施しニューノーマル時代に対応した。

 セレクトシステム「MY WORLD FITTING LIKES (マイ ワールド フィッティング ライクス) 」を開発し、同物件で初めて導入した。「ペット」「リゾート」「アウトドア」など6つのライフスタイルに特化した建物プランに加え、世界各国の都市をテーマにした12パターンのインテリアカラー、庭の記念樹・玄関床タイル・表札デザインもそれぞれ数種類を用意。
 各区画更地の状態でどのプランの建物を建築するのかを同社があらかじめ指定。顧客はそれを踏まえて、モデルハウス等を参考に購入する形式とし、建売住宅ながら好みのプランを選べるようにした。契約締結約5ヵ月後に建物が完成、さらにその約1ヵ月後に引き渡しという流れ。

 6月22日時点で、4月からの資料請求数は約500組、5月に開始したモデルハウスへの来場者は約200組。昭島市や立川市在住者が約半数を占め、次いで東京23区内在住者が多い状況。小さな子供のいるファミリー世帯が中心。第1期販売は、戸数が8戸、価格が6,980万円~。区画面積は約115平方メートル。延床面積は99.84~117.44平方メートル。間取りは2~5LDK。同社は、顧客の反響を見て、建物プランを決定していきたいと考えており、少ない戸数で順次販売していく方針。販売期間は3年を見込む。

室内には吹き抜けを設け、キャットウォークを設置

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土地区画整理事業

市街地を面的に整備するために、土地の区画形質の変更や公共施設の整備を行なう事業の一つで、土地区画整理法に従って実施されるものをいう。 この事業の実施によって、例えば、不整形な土地や袋地が解消され、道路や公園が整備されることとなる。

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