不動産ニュース / 政策・制度

2021/6/30

先進的な低未利用土地対策の取り組みを募集/国交省

 国土交通省は29日、2021年度「ランドバンクの活用等による土地の適正な利用・管理の推進に向けた先進事例構築モデル調査」の2次募集を開始した。

 増加傾向にある低未利用土地に関する対策を促進するため、NPO団体や民間事業者、法務や不動産の専門家、市区町村が行なう取り組みを募集し、支援する。支援を通じて得られた成果は公表し、低未利用土地等の有効活用、適正管理につなげる。

 対象となるのは、低未利用土地等の所有者等への情報提供や助言、マッチング・コーディネートによる利用促進、全国版空き家空き地バンクへの登録促進による低未利用土地等の情報整備の構築などの取り組み。

 支援額は1地区あたり300万円(税込み)が上限。応募はメール等で受け付ける。締め切りは8月10日17時必着。詳細は国土交通省の公表資料を参照。

 事務局が設置した学識経験者等で構成する有識者委員会の評価を踏まえ、9月頃に国土交通省が採択する。

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国土交通省

国の行政事務を分担管理する機関のひとつ。国土交通省設置法に基づいて設置され、その長は国土交通大臣である。

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