不動産ニュース / 開発・分譲

2021/8/6

札幌で都市部狭小地対応の分譲住宅

「デシオ北海道」外観パース

 北海道セキスイハイム(株)は6日、分譲住宅「デシオ北海道」の販売を開始した。

 共働き世帯をターゲットとし、地価高騰による都市部分譲地の狭小化にも対応するため、これまで本州のみで販売していた3階建て住宅「デシオ」を北海道で展開。その第1弾として、札幌市エリアで3棟の家具付き建売分譲住宅を販売する。

 地下鉄東豊線「学園前」駅徒歩9分、地下鉄東西線「菊水」駅徒歩12分に立地。土地面積113.11~113.13平方メートル、建物面積107.83平方メートル、軽量鉄骨造3階建て。販売価格は5,850万~5,890万円(税込み)。

 強風や交通振動による横揺れを低減するため、防振装置を3階天井裏に設置。狭小地への配慮として、落雪のリスクを低減する雪庇防止対応商材も採用する。高耐久外装材の使用によりメンテナンスコストの低減を図り、60年・長期サポートシステムによる維持管理も実施。太陽光発電システム・HEMS・蓄電池の3点セットを標準搭載し、スマートとレジリエンスを兼ねた安心・安全、環境にやさしい暮らしを提案する。また、有害物質の持ち込みや室内拡散を抑制するため、玄関回りに手洗いや外から持ち込むカバンなどが収納できる「そともの収納」を設置。在宅ワークに対応できる書斎や、在宅時間を有意義に過ごすためのフリースペースも確保した。

 入居は9月の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。