不動産ニュース / その他

2021/9/24

改修工事でCO2排出ゼロへ/サンフロンティア

 サンフロンティア不動産(株)は24日、リプランニング事業におけるリニューアル工事において、CO2排出を実質ゼロとする取り組みを開始したと発表した。

 リニューアル工事(外壁補修工事、内装改修工事、電気設備・空調換気設備・衛生設備改修工事)に伴うCO2排出量を算出し、その排出量相当の再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを調達し、実質ゼロカーボンを実現する。2021年8月以降に竣工するすべてのリプランニング物件が対象。

 初弾として、8月竣工の「AKIHABARA CENTRAL SQUARE」(東京都千代田区)、「TERRA PORT MEGURO」(東京都目黒区)において、CO2排出量合計34.63tのカーボンオフセットを実現した。調達したJ-クレジットは、新東海製紙(株)(静岡県島田市)の製紙工場において、ボイラーの熱源を従来用いていた油燃料から街路樹の剪定材や建築廃材の木質チップ燃料(バイオマス)に切り替えることにより創出された再生可能エネルギー由来のもの。

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カーボンニュートラル

人間活動において、二酸化炭素の排出と吸収が相殺されてゼロであることをいう。例えば、植物のからだは空気中の二酸化炭素が固定化されたものだから、その燃焼(バイオマス燃料の利用)によって二酸化炭素が排出されてもカーボンニュートラルである。

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