不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/9/30

21年上半期の住宅リフォーム市場規模は3.3兆円

 (株)矢野経済研究所は27日、2021年第2四半期(21年4~6月)の住宅リフォーム市場に関する調査結果(速報値)を発表した。

 同期の住宅リフォーム市場規模は1兆8,422億円(前年同期比24.4%増)と推計。旅行や外食等への支出が抑えられていることもあり、コロナ禍における「新しい生活様式」に対する住空間へのリフォーム関連の支出・投資が堅調であるとした。

 21年上半期(1~6月)の住宅リフォーム市場規模は3兆3,496億円と推計。昨秋以降の好調が継続しており、20年下半期と21年上半期を年間の市場規模とすると、7兆円を超えるほどの好調となっている。

 一方、21年の住宅リフォーム市場規模は、6兆5,000億~7兆円と予測。引き続き、住空間・住環境の改善に対する需要が継続すると見込むが、再度、感染拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置延長の影響で、20年春のような営業自粛となった場合は、市場規模が縮小する可能性もあるとしている。

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