（株）LIXILは1日、高性能住宅工法「まるごと断熱リフォーム」を全国で発売した。
既存住宅の構造部分（柱・梁・基礎） や地中の配管など使用可能な部分を生かしてコストを削減しつつ、 建築当時の性能の低い断熱材、劣化した外装・内装・ 設備等などを一新することで、 新築同等の快適性や省エネ性能を持つ住宅に再生する。
国内トップレベルの断熱性能となる硬質ウレタンフォームを使用した壁断熱、吹込み用グラスウールによる天井断熱、吹付け硬質ウレタンフォームによる床断熱によって、壁・天井・床の断熱性能を向上。また既存の窓の断熱性能を高める内窓の設置や、玄関ドアの交換なども行ない、住宅をまるごと断熱リフォームする。
なお、「まるごと断熱リフォーム」を採用した住宅は、（株）LIXL TEPCO スマートパートナーズ（LTSP社）が提供する太陽光発電サービス「建て得リフォーム」が利用可能。10年間、太陽光発電システムの余剰売電収入をLTSP社に譲渡することで、発電システムの製品台を実質0円で設置できる。また有償オプションとして、住宅の断熱性能を診断し、最適な断熱改修を提案する「お住まい断熱診断」も提供する。
