不動産ニュース / その他

2021/10/6

日鉄興和不、マンション居住者専用の家電レンタル開始

 日鉄興和不動産(株)は5日、「マンション居住者専用家電レンタル」サービスを開始すると発表した。

 同サービスは、家電お試しサービス「Rentio」を展開するレンティオ(株)(東京都品川区、代表取締役:三輪 謙二朗氏)と宅配ボックス事業を展開する(株)フルタイムシステム(東京都千代田区、代表取締役:原 幸一郎氏)と共同で実施。日鉄興和不動産が販売する分譲マンション内に設置する宅配ロッカーに家電製品を常備し、住民が24時間いつでも利用することができる。

 居住者は購入から商品が届くまでのタイムラグなく家電製品を利用する事が可能。また、配送コストが抑えられ、高価な製品を安価に試すことができ、気に入った製品は後から購入することもできる。

 家電メーカーにとっては、居住者が日常的に利用する宅配ロッカーに製品が設置されるため、自社製品の宣伝効果も期待でき、レンタル利用から購入につながる契機にもなる。また、マンションは均質的な世帯構成・所得層という傾向を生かし、ターゲット層に対しての効率的なアプローチにもつながる。

 サービス利用希望者は、Rentio公式ホームページで無料会員登録。マンション居住者専用サイトにアクセスし、商品選択・注文・決済を行なう。その後宅配ロッカーでレンタルし、期日内に宅配ロッカーに返却する。

 導入第1弾となる「リビオ入船」(東京都中央区、総戸数36戸)では、調理家電を中心に提供するシロカ(株)の協賛を得て、同社製の商品を提供。土鍋炊飯器やコーヒーメーカー等の家電をレンタルすることができる。

 「リビオ入船」は東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀」駅徒歩3分。敷地面積約235平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上12階建てで、専有面積は約33~102平方メートル。間取りは1LDK~3LDK。8月に竣工済み。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。