不動産ニュース / ハウジング

2021/10/8

CLTを活用した注文住宅を発売/大東建託

「Groun DK」外観イメージ

 大東建託(株)は、11月1日より、CLT(直交集成板)を活用した戸建注文住宅「Groun DK(グランディーケー)」の試行販売を開始する。

 同社オリジナルの「クロスウッド工法」を採用。従来の工法である木造軸組工法に加えて、CLT耐力壁+合板の面材耐力壁を併用。屋根・床の一部にはCLTパネル、壁の一部にはMNパネルを採用している。建物の軒裏や室内の壁をあえて現しとすることで木の温かみが感じられるようにした。

 標準プランで、2階建て、間取りが4LDK、床面積が157.48平方メートル。価格は非公開。関東エリアを対象に販売する。実績を踏まえ販売エリアの拡大を検討していく。

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CLT

木材板を積層接着した厚型のパネル。英語のCross Laminated Timberの略で、和訳は「直交集成板」である。 CLTは、板の層を繊維方向が直交するように交互に張り合わせたもので、高い寸法安定性、優れた断熱性があるほか、CLTを柱や梁とする構造は軽量で耐震強度を確保できるとされている。

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