不動産ニュース / ハウジング

2021/10/15

戸建住宅の断熱・耐震リノベを支援/YKK AP

 YKK AP(株)は、全国の住宅事業者を対象に、中古戸建の住宅リノベーション活性化を目的とした「性能向上リノベの会」を10月に発足した。

 戸建住宅では、窓などの開口部の設計が、住宅自体の断熱性・耐震性に大きく関わっている。同社では、2017年度より各地のリノベーション事業者と連携し、既存戸建てに「断熱」「耐震」を軸とした性能向上リノベーションを施す実証実験を行なってきた。同実証で得た知見やノウハウを基に、同会を発足、戸建住宅の性能向上につながるリノベーションの展開を支援していく。

 物件選定の事前相談から引き渡しに至るまでの業務フローを可視化し、工程ごとの独自のマニュアルやツールを提供する。各分野の専門企業と提携し、省エネ計算や補助金申請などの煩雑な業務をサポートするメニューも用意。リノベ後の物件に「性能向上登録証」を付与することで、「性能向上リノベ」の認知拡大にもつなげていく。

 目標棟数は、24年度に累計1,000棟、30年度に同1万棟。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。