不動産ニュース / ハウジング

2021/10/18

西宮でレジリエンス高めた分譲戸建て/ハイム近畿

「スマートハイムシティ西宮北口」イメージ

 セキスイハイム近畿(株)は、分譲戸建て「スマートハイムシティ西宮北口」(兵庫県西宮市、総区画数29区画)を30日に発売すると発表した。

 同社が、住宅事業開始50周年に当たり社会課題解決への貢献を拡大するために展開している“全国一斉まちづくりプロジェクト”の一環。同物件は近畿エリア初の開発となる。

 阪急神戸線「西宮北口」駅徒歩13分。開発面積は約4,584平方メートル。販売区画面積は約103~176平方メートルで、販売価格は未定。

 太陽光発電と蓄電池、HEMSの3点セットを全戸で採用する他、すべてをZEH仕様に。また、在宅時の快適性や空気環境への配慮のため、換気・空調・粉塵浄化の3つの機能を有する第一種換気・全室空調システム「快適エアリーT-SAS」を標準搭載する。さらに、住宅の屋根に降った雨水を地中に浸透させる「コンパクト雨水浸透マス・有孔管」を採用することで、内水氾濫を制御。停電時でも電気が使える蓄電池と断水時でも数日分の飲料水を確保できる「飲料水貯留システム」等、停電時や在宅避難に備えるレジリエンスメニューを採用。さらにセンサー機器を活用したホームセキュリティを全戸に搭載することで、まち全体の防犯意識の向上を図っていく。

 建物は、重厚感のある磁器タイル外壁を採用し、門柱のデザインや街路の舗装を統一。また、外構や植栽計画等も定めたガイドラインにより統一感のある美しいまち並みを持続させていく。また、60年の建物定期診断やリフォーム、住み替え支援等、長く快適に暮らせるサポートをグループ全体で提供。多世代にわたって価値が維持することで、地域活性化にも寄与するサステナブルなまちを目指す。

 造成完了は12月中旬の予定。

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