不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/10/26

自宅玄関のカギ、過半数が「生体認証」に魅力

 YKK AP(株)は25日、「生体認証に関する生活者の意識調査」の結果を公表。10月13~20日に、全国の20歳~60歳代の男女を対象としてインターネットで調査した。サンプル数は1,099人。

 生体認証については、回答者の84.3%が「知っている」と回答。その内、53.4%は「使ったことがある」「現在も使っている」とした。生体認証を使っている・使ったことがある回答者のうち、「顔認証」を使用したことがある人は65%にのぼった。

 また、自宅玄関扉のカギの施解錠機能について、従来の手動錠以外の意識を調査したところ、生体認証のうち「指紋認証」「顔認証」「静脈認証」は「とても魅力的」「魅力的」の合計が50%を超えた。一方で、「カードキー」「スマートフォン」などモノを使う施解錠は、いずれも「とても魅力的」「魅力的」の合計が40%以下で、生体認証による施解錠に魅力を感じる人の方が多いことが分かった。

 「顔認証」に魅力を感じる理由については、「セキュリティ面で安心できそうだから」(63.8%)がトップ。以下、「鍵を探す手間がなくなるのが楽だから」(61.5%)、「鍵の施解錠に細かい操作が必要ないのが楽だから」(42.1%)が続いた。

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