不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/26

神戸でマルチテナント型物流施設を竣工/ラサール

「ロジポート神戸西」外観

 ラサール不動産投資顧問(株)は24日、マルチテナント型物流施設「ロジポート神戸西」(神戸市西区)の竣工式を執り行なった。

 神戸淡路鳴門自動車道、山陽自動車道「神戸西IC」より約1km。敷地面積約2万3,862平方メートル、延床面積約4万9,973平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上4階建て。

 「神戸複合産業団地(神戸テクノ・ロジスティックパーク)」内に立地し、24時間365日のオペレーションが可能。強固な地盤で災害リスクを軽減できるBCPに優れたエリアにある。

 機能面では、1階に高床・低床の両面トラックバース、2階に大型車両が直接乗り入れできるスロープを備えている。倉庫の梁下有効高さ5.5m以上を確保し、荷物用エレベーター、垂直搬送機を4基ずつ設置した。

 防災面では、共用部・荷物用エレベーター等の電力を72時間程度維持する非常用発電機を設置。LED照明や人感センサー、節水型衛星器具を設置するなど、省エネ対策など、環境負荷低減にも配慮。その結果、CASBEEの評価「Aランク」、BELSで最高の5つ星とZEB Readyの評価認証を取得した。また、感染症対策として、光触媒除菌脱臭機を「ロジポート」ブランドとして初めて導入した。

 テナントは、ニプロ(株)、(株)日立物流西日本が竣工前に決まっており、賃貸面積の88%が成約済み。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆