不動産ニュース / 仲介・管理

2021/12/8

リバブル、マイナンバーカード活用した電子署名実用化

 東急リバブル(株)は8日、GMOグローバルサイン・ホールディングス(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:青山 満氏)と業務提携し、マイナンバーカードを利用した本人認証による、実印相当の効力を持つ不動産売買契約の電子署名実用化に向けた研究開発を開始した。日本初の試みだという。

 署名依頼を受けたユーザーが、スマートフォンアプリをインストールしてマイナンバーカードをかざすと、公的個人認証サービスを通して本人確認を行ない、GMOグローバルサイン(株)が電子証明書を発行する。この電子証明書によって、実印相当の電子署名ができるようになる。

 スマホとマイナンバーだけで信頼性の高い本人確認ができることや、実印相当の効力を持つ電子契約により、本人確認書類が不要になることがメリット。手書き署名が不要になり、関係書類をクラウド上で管理・閲覧できるようにするなど、売買契約に関連する手間やリスクを軽減できる。

 両社は今後、利用方法や利用シーンなどについて共同研究を進め、22年春をめどに実用化する計画。

マイナンバーを活用した電子署名の仕組み

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

電子契約

情報通信技術を利用し、コンピューター画面を介して電子データを用いて締結される契約。電子契約の信頼性を書面契約と同水準で確保するためには、契約意思を表示する電子的な署名の仕組み、契約内容の改ざん防止する...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。