不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/24

3Dプリンター活用した住宅開発を推進/日本エスコン

「Sphere」完成イメージ

 (株)日本エスコンは24日、3Dプリンターを活用した住宅・建物の開発機会の創出を目的に、セレンディクス(株)(兵庫県西宮市、代表取締役:小間裕康氏)と業務提携した。

 3Dプリンターを用いた建物の開発は、建築コストや人件費の削減、工期短縮などの観点から、次世代の開発手法として注目されている。また建築資材の無駄も少なくなり、サステナブル住宅実現に向けても貢献ができる。

 セレンディクスは、「30坪・総額300万円以下」「世界一の耐震性・強風に強い家」「工期24時間」をコンセプトに、日本発の3Dプリンターによる住宅「Sphere(スフィア)」の開発を目指している。日本エスコンは同社に出資を行ない、スフィア実現に向けた研究開発への支援を行なうと共に、将来的にはスフィアの技術を応用し店舗・オフィス・倉庫といった他分野での開発展開を図る。また内閣府が推進する「スーパーシティ」構想に参画する地方自治体へ、同技術を活用した住宅を集約したまちづくりについての提案も行なっていく。出資額は966万円。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。