不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2022/1/5

MRRが賃貸住宅等8物件を取得

 マリモ地方創生リート投資法人は4日、新たに8物件の不動産信託受益権を取得すると発表した。合計取得予定価格は96億円。

 取得するのは、賃貸住宅5物件、商業施設等3物件。賃貸住宅「アルティザ小倉」(北九州市小倉北区、賃貸可能戸数140戸)は、北九州高速鉄道小倉線「香春口三荻野」駅より徒歩6分に立地。大手企業の 支店も多く、高い法人需要が期待できる。取得予定価格は18億4,900万円。
 このほか、「アルティザ北通町」(群馬県高崎市、同54戸)、「スターシップ神戸学園都市」(神戸市垂水区、同1戸)、「アルティザ水戸泉町」(茨城県水戸市、同47戸)、「アルティザ倉敷」(岡山県倉敷市、同48戸)を取得する。

 また、商業施設では「光明池アクト」(堺市南区)を20億4,000万円で取得。泉北高速鉄道「光明池」駅徒歩2分に立地する。鉄骨鉄筋コンクリート造地上7階地下2階建て。泉北ニュータウン駅前再編整備事業の一環として、地域活性化に向けた取り組みも行なっていく。
 このほか、オフィス「ビッグ・ビー東宿郷」(栃木県宇都宮市)、同「池下ESビル」(名古屋市千種区)を取得。

 取得予定日は「神戸学園都市」が4月1日、それ以外の物件は1月19日。取得後のポートフォリオは39物件、稼働率は97.7%となる。

 取得資金については、自己資金のほか、1月4日に公表した新投資口の発行で賄う。公募による新投資口発行は3万8,158口、オーバーアロットメントによる売り出しが1,908口、第三者割当による新投資口発行が1,908口。調達資金の上限は差し引き手取り概算で50億7,800万円。

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