不動産ニュース / ハウジング

2022/1/11

ポラス、越谷で単独住宅展示場

「体感すまいパーク越谷」入口。正面に見える2棟は左から「PO HAUS 和美庵」「HaS casa Fino」
「北辰工務店 粋」のLDK。吹き抜けにすることで開放感のある空間に

 ポラスグループで注文住宅を手掛けるポラテック(株)とグローバルホーム(株)は、「体感すまいパーク越谷」(埼玉県越谷市)を3日に開業。7日に報道陣に公開した。

 「体感すまいパーク」とは、グループで展開する注文住宅ブランドのモデルハウス複数棟を建てた単独住宅展示場。ファミリー世帯をターゲットに、ローコスト・中価格帯の住宅ブランドを取り揃えているほか、土地仲介からワンストップで手掛ける体制を整えている。千葉県の船橋と柏、埼玉県の東浦和に続き、今回で4拠点目となる。

 「越谷」は、東武スカイツリーライン「新田」駅徒歩18分。敷地面積2,418.65平方メートル。ポラテックが展開する木造軸組工法の「PO HAUS ARZILL(ポウハウス アルジール)」(延床面積102.05平方メートル)、「PO HAUS 和美庵」(同126.69平方メートル)、「北辰工務店 粋」(同118.96平方メートル)、グローバルホームが提供する2×6工法の「HaS casa Fino(ハスカーサ フィーノ)」(同118.09平方メートル)のモデルハウスを設置した。4棟中3棟では宿泊体験にも対応する。また、敷地内に開設した遊具スペースを開放するほか、月1回ペースでファーマーズマーケットを開催するなど、地域住民の憩いの場としても機能させていく方針。

 モデルハウスは、いずれもリモートワーク向けスペースの用意などニューノーマルを踏まえた間取りや空間づくりを実施。環境や健康に配慮し、太陽光発電システムの搭載、蓄熱暖房(床)の採用など、省エネ性能向上を図った。一部をZEH仕様としている。耐震+制振の性能を併せ持つグループオリジナルの高性能耐力壁「Endure Wall(エンダーウォール)」を採用するなど、高いレジリエンス性にもこだわった。

 オープンから144組が来場。30~40歳代の越谷在住者が中心だという。販売目標は年間で120棟。ハスカーサを中心にZEH仕様での契約率を高めていきたい考え。太陽光発電搭載率は100%を目指す。

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