不動産ニュース / その他

2022/1/14

脱炭素推進へ、グリーンボンド発行/三井不

 三井不動産(株)は14日、米ドル建てグリーンボンドの発行を発表した。

 グリーンボンドとは、環境問題の解決にする事業に使途を限定して資金調達する債券。今回のグリーンボンドは、50ハドソンヤードの開発事業費のリファイナンスを資金用途とする。
 また、サステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)の契約を3つの金融機関と締結したことも明らかにした。SLLとは、借り手の経営戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲットを設定し、この達成状況と貸付条件を連動させることで、借り手に目標達成に向けた動機づけを促進するローン。(株)三井住友銀行、(株)群馬銀行、第一生命(株)と締結した。
 いずれの取り組みも、国内不動産業界では初の試み。

 環境・社会課題に関する国際的な動きが加速しており、脱炭素社会に向けた実質的な取り組みが一層求められている。また、その実現を支援することにつながるサステナブルファイナンスの重要性も増していることから、今回の取り組みに至った。

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サステイナビリティ

環境や社会経済が安定的に長く持続することまたは持続できる性質。英語のSustainability。

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