不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/24

東戸塚のWTWとコラボした分譲Mが好反響

「サンリヤン東戸塚」外観
WTWとコラボした棟内モデルルーム

 西日本鉄道(株)は、分譲マンション「サンリヤン東戸塚」(横浜市戸塚区、総戸数147戸)の販売を1月下旬に開始する。

 同物件は、JR横須賀線・湘南新宿ライン「東戸塚」駅より徒歩10分に立地。敷地面積約5,307平方メートル、延床面積1万2,135平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。2021年12月に竣工済み。建設地は、パチンコ店跡地。西側にJR線が隣接するものの、東側は閑静な第1種低層住居専用地域が広がる。

 「URBAN」「SURF」「NATURAL」をコンセプトにオリジナル家具、インテリア、アパレル等を販売するライフスタイルショップ「WTW(ダブルティー)」とコラボレーションし、共用部や8日にオープンしたモデルルームに「WTW」の世界観を採り入れた。エントランスにはライムストーン調の大判タイルを使用。床端部は砂利敷きにし、ミラーを用いて空間に奥行きを与えた。テレワークスペース等として活用できるラウンジには、WTWの家具を配置し、木材を基調とした温かみのある空間を創出。無人ストアやコーヒーマシン等も完備した。

 住戸は、専有面積65.58~81.69平方メートル、2LDK+S(納戸)・3LDK・4LDK。全52タイプのプランを用意した。食器洗浄乾燥機、床暖房、サーモバス等を完備。JR線に隣接する住戸の一部は、二重サッシ、防音サッシを導入した。有償オプションとしてWTWによる内装デザインも提供する。料金は、棟内モデルルーム(専有面積71.31平方メートル、間取り2LDK)と同様の造作で250万円。

 第1期の販売戸数は未定。販売予定価格は4,400万円台~7,600万円台、最多価格帯は4,900万円台・5,100万円台(各13戸)。21年10月のホームページ開設以後の問い合わせは600件超。モデルルームへの来場者数は約150組と好調だという。地元の30~40歳代のプレファミリー、ファミリー層が中心。WTWコラボが好反響で、すぐに申し込みに踏み切る人が多いという。入居開始は3月下旬を予定。

WTWが監修した1階ラウンジ内観。テレワークスペース等として活用できる

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。