不動産ニュース / IT・情報サービス

2022/2/22

公社マンションに置き配システム導入

 神奈川県住宅供給公社と(株)ライナフは21日、オートロックマンションでの安全な置き配推進に向けて、連携して取り組むことを発表した。

 神奈川県住宅供給公社の管理する賃貸物件に、ライナフが提供する置き配システムを導入する。今回導入するのは、Amazonが配達を委託しているドライバーが荷物を持っているときに限りオートロックを解除できるAmazon提供の「Key for Business」と、その他の宅配会社の置き配も可能とするライナフの製品である「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」。入居者はあらかじめ「置き配」を選択しておくことで、自宅玄関前等で安全に荷物を受け取ることができる。

 今月より「フロール梶が谷」(川崎市高津区106戸)、「フロール山田町第3」(横浜市中区、107戸)、「フロール元住吉」(川崎市中原区、153戸)他3つの賃貸住宅に導入。今後、順次他物件へも拡大していく。

 安全でスムーズな置き配の実現により、入居者の利便性向上と社会問題であるCO2排出量の削減を実現させる考え。

 なお、同社による同公社との置き配連携は、今回が初の取り組みとなる。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

住宅供給公社

勤労者に対する良好な集合住宅の供給等を行なうために、都道府県等が出資し設立した公法人。「地方住宅供給公社法」に基づいて設立、運営される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。