不動産ニュース / ハウジング

2022/3/8

大和ハ、「メタバースVRモデルハウス」を開始

 大和ハウス工業(株)は8日、4月より同社住宅商品販売時に「メタバースVRモデルハウス」を活用していくことを発表した。

 仮想空間上に再現したモデルハウスにおいて、営業担当者と顧客がアバターで参加し、会話をしながら内覧はもちろん外観・外構などを360度見学できるもの。同社では、コロナ禍でオンライン接客の需要増加を受けて、「デジタル×リアル」の住宅販売スタイルを進めており、その一環としてメタバースVRモデルハウスを開発した。サービス開始時には「xevoΣ 家事シェアハウス」「Lifegenic」「LifegenicW」の3商品で用意する。今後は対応商品を順次増やしていく方針。

 また、メタバースVRモデルハウスは、同社が2021年10月に開設したデジタル展示場「LiveStyle PARTNER」(会員制)のコンテンツとして展開していく。
 同サイトは、モデルハウスのほか、オーナー事例や趣味・収納の家づくりに関するコラム等、住宅探しに関するさまざまな情報を掲載。会員登録時にタイプ診断を実施、顧客タイプ(「直観デザイン派」「理論・こだわり派」「堅実住まいづくり派」)に分けてトップ画面に掲載する情報を変えることができる仕様を採用している。また、顧客が閲覧履歴やチェックしたコンテンツを「styling NOTE」として整理できる機能も搭載。「styling NOTE」は、営業スタッフが接客時の資料としても活用していく。現在の会員数は400会員。3月末より同サイトのPRを本格し、23年には5万会員を目指す。

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VR

情報技術を活用して、人工的に現実感を作り出すこと。英語のVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略語で、「仮想現実」「人工現実感」などと翻訳されている。

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