不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/30

旧奈良監獄、文化財ホテルに

写真左は「旧奈良監獄」、写真右は再生後の文化財ホテルイメージ

 国土交通省はこのほど、都市再生特別措置法に基づき、旧奈良監獄保存活用(株)、(株)星野リゾートから申請のあった旧奈良監獄の保存・活用に係る施設等運営事業について、民間都市再生整備事業計画として認定した。

 法務省が実施するコンセッション方式のPFI事業。明治政府により建設され国の重要文化財に指定された「旧奈良監獄」(奈良県奈良市)について事業者は耐震改修を行なうと共に、旧奈良監獄の保存、資料館の維持管理・運営を行なう。さらに付帯事業として、「文化財ホテル」として活用、地産地消レストランやイベント広場なども整備することで、地域の産業や文化、新事業者の発掘等も含め、地域活性化に貢献する。

 事業区域は奈良県奈良市般若寺町18-1、18-4。敷地面積は1万2,555.00平方メートル。建物は、煉瓦造等地上2階地下1階建て。延床面積は1万9,292.00平方メートル。ホテル、物販飲食、資料館等で構成する。

 事業施行期間は2018年11月1日~25年3月31日の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。