不動産ニュース / その他

2022/4/4

既存戸建てにも初期費用ゼロで太陽光発電

 住友不動産(株)は8日より、戸建まるごとリフォーム「新築そっくりさん」事業において、太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」の提供を開始する。

 同サービスは、同社と東京電力エナジーパートナー(株)が締結している「脱炭素リードプロジェクト協定」の取り組みの一環。初期費用不要で太陽光発電設備と蓄電池を設置、設備修繕等をサポートするサービス。2021年9月より住友不動産が施工する新築戸建住宅において導入してきたが、住宅用太陽光発電設備をより普及させるため、「新築そっくりさん」事業でも導入することとなった。これにより既存戸建てであっても耐震補強とともに、初期費用ゼロで太陽光パネルと蓄電池の導入が可能となる。

 居住中は、24時間365日体制で、機器の修理や更新等をサポートし、長期的に電力の地産地消を推進する。また、大規模災害時の停電時にも電気が使える環境を提供する。

 同サービスでは再生可能エネルギー発電総量を増加にとどまらず、経産省・環境省・農林水産省が運用するJ-クレジット制度を用いて、東京電力エナジーパートナーグループが顧客の自宅で消費した電力の環境価値を集約。環境貢献企業の脱炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットを活用することで、脱炭素社会の実現に貢献していく。

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