不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/6

札幌駅前に地上35階建ての複合施設/平和不

「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」イメージ

 平和不動産(株)は6日、同社が地権者として参加する札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合が進めている「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が、札幌市より都市計画決定の告示がされたと発表した。

 同事業は、「札幌」駅南口前の約1.7haの土地に、商業・業務・宿泊滞在機能を一体で整備する。敷地面積約1.1ha、延床面積約21万200平方メートル、地上35階地下6階建ての複合ビルを建設し、新たなにぎわいと魅力を創出するプロジェクト。

 地下鉄南北線「さっぽろ」駅の改修工事と同事業を一体的に進めることで、「さっぽろ」駅機能の拡張を図るとともに、街区内外をつなぐ地下歩行者ネットワークの整備し、札幌駅周辺の交通利便性と回遊性の向上を図る。

 また、にぎわいの形成に寄与する商業施設と、事業続性の高い高機能オフィスと多様な働き方やビジネス交流を支えるオフィスと、多様な働き方やビジネス交流を支えるオフィスサポートサービス機能を整備する。

 その他、札幌都心のCO2削減に貢献する環境負荷低減の取り組みを行なうと共に、札幌駅交流拠点の強靭化を先導する業務継続地区(BCD)の形成を図っていく。

 2022年度には再開発組合設立認可を受け、23年度に工事着手、28年度に竣工予定。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。