不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/5/18

分配金は1万1,400円/JRE22年3月期

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は16日、2022年3月期決算を発表した。

 当期(21年10月1日~22年3月31日)は、営業収益364億5,300万円(前期比1.2%減)、営業利益171億700万円(同7.0%減)、経常利益161億9,100万円(同7.4%減)、当期純利益160億4,500万円(同4.9%減)。1口当たり分配金は1万1,400円(同44円増)。

 当期は3物件の信託受益権を取得、1物件の譲渡を実施。期末時点の保有運用資産は、オフィスビル74物件、取得価格総額約1兆1,180億4,800万円。総賃貸可能面積約89万6,530平方メートルとなった。テナント総数は1,498。稼働率は97.0%(同0.5%増)と引き続き高い水準を維持した。

 次期は、営業収益374億2,000万円、営業利益175億2,000万円、経常利益167億円、当期純利益164億2,000万円、1口当たり分配金1万1,500円を見込む。

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証券化(不動産の証券化)

不動産を流動化する手法の一つで、不動産をSPC等に譲渡し、または信託して、その不動産から得られるであろう収益を裏付けに、有価証券を発行する方法をいう。証券化によって、不動産の価値が金融商品として取引されることになる。

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