不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/5/23

住宅事業等好調で黒転/サンケイB22年3月期

 (株)サンケイビルは23日、2022年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~22年3月31日)は売上高1,060億4,100万円(前期比38.7%増)、営業利益106億9,200万円(同266.3%増)、経常利益109億1,700万円(同406.9%増)、当期純利益62億9,300万円(前期:当期純損失86億9,000万円)と黒字転換した。

 ビル事業は、新規稼働ビルの賃貸収入増加により、売上高137億7,900万円(前期比2.7%増)、営業利益33億9,000万円(同17.8%増)の増収増益だった。

 資産開発事業は、不動産販売収益・利益の増加で、売上高310億7,000万円(同81.8%増)、営業利益54億4,800万円(同24.0%増)の大幅増収増益に。住宅事業も、不動産販売収益の増加で、売上高304億6,200万円(同48.8%増)、営業利益70億8,400万円(同147.9%増)を確保した。

 また、ホテルリゾート事業は、各施設の稼働率が回復して売上高が155億7,300万円(同35.9%増)と回復したが、コロナ禍の影響が継続し、営業損失41億700万円となった。

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