不動産ニュース / その他

2022/6/13

三菱地所、丸の内でペットボトル再生PJ

 三菱地所(株)はこのほど、サントリー食品インターナショナル(株)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)と協業し、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のオフィスビル24棟で排出されたペットボトルを新たなペットボトルに再生する「Bottle to Bottleリサイクルサーキュレーション」を構築したと発表。

 資源循環に着目した廃棄物再利用率100%に向けた取り組み「サーキュラーシティ丸の内」の第2弾で、食品ロス削減に向けた料理の持ち帰り施策「MARUNOUCHI TO GOプロジェクト」に続くもの。

 「Bottle to Bottleリサイクルサーキュレーション」は、民間企業が面的に当該規模で行なうのは初めて。年間約600tのペットボトルを再生し、石油由来の原料製造と比較してバリューチェーン全体でCO2排出量の60%削減を目指す。

 併せて、ペットボトルをボトル・キャップ・ラベルに3分別する啓発活動や、分別を促進する環境整備も実施。再生した飲料用ペットボトルは丸の内エリアの自販機で販売する飲料容器として一部利用するほか、分別回収されたキャップについてはペットボトル回収時に使用される収集袋の一部原料としてリサイクルするなど、総合的な循環システムの構築を行なう予定。

サーキュレーションの概念図

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。