不動産ニュース / 開発・分譲

2022/7/14

東急、横浜・あざみ野の分譲戸建てで郊外生活を提案

 東急(株)は14日、新築分譲戸建て「MINANOBA VILLAGE(ミナノバ・ビレッジ)」(横浜市青葉区、総区画数:36区画)を、今秋より販売すると発表した。

 同物件は、東急田園都市線「あざみ野」駅バス8分「大場坂上」バス停徒歩4分。敷地面積は約5,900平方メートル。郊外における新しいライフスタイルを提案し、テレワークを前提としたライフスタイルが定着する中で多様な過ごし方が実現できる仕様としている。

 南傾斜の高台立地を生かし、自然光や風の流れを意識したパッシブデザインで配棟を計画。“自由に手をかけて自分らしい暮らしを手に入れる、人生を愉しむ家”をコンセプトにしている。

 同社の戸建てブランド「ノイエあざみ野コートヴィラ」(19棟)と(株)アールシーコアが展開する「BESSの家」(6棟)、土地分譲11区画(予定)で構成。「ノイエあざみ野コートヴィラ」は多様化するライフスタイルに応じで間取りをカスタマイズできる他、一部分譲区画は創エネ住宅として太陽光・蓄電池システムを導入する。また、「BESSの家」は製造時のCO2排出量が少なくエコロジー性が高いログハウス2棟を含む計6棟を建築予定。

 さらに共有地として「MINANOBAの庭」を街区内に設置。約300平方メートルの共有地に家族や住民同士の交流の場となる屋外ワークスペース(Wi-Fi完備)やキャンプサイト、焚火サイト、イベントスペースといった多目的な空間を創出する。また、共用の備蓄庫を設置。工具や防災備品、アウトドア用品等を住民同士でシェアできるようにすることで、持続的なコミュニティの構築を促進していく。

 共有地へは防犯カメラを設置したり、管理組合の総会や理事会をWebでも実施する等、デジタル導入を図る予定。さらに共有地内へのコンポスト設置やEV対応駐車スペースの導入等、持続可能な社会・環境への取り組みも行なっていく。

 建売分譲は予定販売棟数・販売価格ともに未定。土地面積約129~181平方メートル、延床面積83~105平方メートル、木造2階建て。間取りは1LDK~3LDK。8月より段階的に竣工し、11月上旬に販売開始予定。

「MINANOBA VILLAGE」イメージ

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ログハウス

丸太を主要な構造材とする家屋。柱、梁(はり)、壁が、丸太または太い角材によって造られ、丸太組工法(丸太を積み重ねる方法)で建築される。英語でlog-house。なお、軸組工法によって建築されるものであっても、柱、梁などに太い丸太を使い、その丸太を露出させた家屋などをログハウスと称することがある。

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