不動産ニュース / その他

2022/7/29

木造建築物の高遮音化を実現/長谷工G

 (株)長谷工コーポレーションは28日、同社グループの(株)細田工務店と共同で「木造高遮音二重床システム」を開発したと発表した。

 同システムでは、音の振動による伝播を減らすよう「構造床」と「二重床」の重量バランスを最適化し、「吊天井」と「構造床」を分離して設置することで遮音性能を高める。(一財)建材試験センターにて性能試験を実施し、重要床衝撃音性能LH-45(聞こえるが意識することはあまりない)と軽量床衝撃音性能LL-35(通常ではまず聞こえない)という高い遮音性能を確認した。

 なお、マンションへの木材の採用については、遮音性能の向上以外にも、木材の使用による建築物全体の軽量化が図れること、鉄筋コンクリートに比べ加工しやすいため工期短縮に寄与できること、構成部材がすべて市販されていて汎用性も高いなどのメリットがあるという。

「木造高遮音二重床システム」イメージ図

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