不動産ニュース / その他

2022/7/29

木造建築物の高遮音化を実現/長谷工G

 (株)長谷工コーポレーションは28日、同社グループの(株)細田工務店と共同で「木造高遮音二重床システム」を開発したと発表した。

 同システムでは、音の振動による伝播を減らすよう「構造床」と「二重床」の重量バランスを最適化し、「吊天井」と「構造床」を分離して設置することで遮音性能を高める。(一財)建材試験センターにて性能試験を実施し、重要床衝撃音性能LH-45(聞こえるが意識することはあまりない)と軽量床衝撃音性能LL-35(通常ではまず聞こえない)という高い遮音性能を確認した。

 なお、マンションへの木材の採用については、遮音性能の向上以外にも、木材の使用による建築物全体の軽量化が図れること、鉄筋コンクリートに比べ加工しやすいため工期短縮に寄与できること、構成部材がすべて市販されていて汎用性も高いなどのメリットがあるという。

「木造高遮音二重床システム」イメージ図

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2023年6月号
不動産実務に役立つ情報が満載!
業界の“インフルエンサー”?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

ムック売買・賃貸 不動産トラブルQ&A

弁護士が63事例を解説!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/5/22

「記者の目」更新いたしました

“サードプレイス”を賃貸物件内に」を更新しました。

「賃貸住宅オーナー取り組みを探る」シリーズの23弾目。今回は、オーナー仲間からも評判で取り組みを真似される、とあるオーナーを取材「おもてなし精神」にあふれる賃貸経営の工夫を教えていただきました。エントランスの装飾から専有部の設備充実、ライフスタイルに即したスペースの提供など…?ぜひご覧ください。