オリックス不動産（株）は2日、マルチテナント型物流施設「厚木IIIロジスティクスセンター」（神奈川県愛甲郡）を着工したと発表。
圏央道「相模原愛川IC」から約3.8kmの神奈川県内陸工業団地内に位置。敷地面積7万5,544.56平方メートル。鉄筋コンクリート造鉄骨造6階建て、延床面積18万3,354.15平方メートル。同社が開発する物流施設として最大規模となる。最小区画は約1,580坪で、最大18テナントの入居が可能。平方メートル当たりの床荷重は1.5t。梁下有効高は5.5m以上。ダブルランプウェイ方式で各階55台が同時接車できるバースを備える。
免震システム、非常用自家発電機を設置しBCPに対応。一般倉庫には保管できない、アルコール類等の消防法上の危険物を格納できる「危険物倉庫」の設置も計画する。
屋上には太陽光発電を設置。再生可能エネルギー由来の電力を施設全体に供給。年間の一次エネルギー消費を実質ゼロにするZEB認証を取得した。
敷地内に既存緑地を生かした「四季の庭」を設置、地域環境との親和を図る。「四季の庭」が見える屋外テラス席も設置し、ワーカーが休憩時にリラックスできる空間を提供する。
8月1日に着工しており、竣工は2024年2月の予定。
