不動産ニュース / 政策・制度

2022/9/9

道路占用の「コロナ特例」、23年3月末まで再延長

 国土交通省は9日、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店等の支援を目的として2020年6月に導入した、道路占用許可基準の緩和措置(コロナ占用特例)について、占用期間期限を9月30日から23年3月31日まで再延長すると発表した。

 同特例は、沿道に立地する飲食店等が新型コロナ対策としてのテイクアウトやテラス営業を暫定的に行なえるよう、占用許可基準を緩和するもの。

 なお、同省では、同制度の占用主体に対し、20年11月に施行した「歩行者利便増進道路(ほこみち)制度」への意向を推進。同制度は、地域を豊かにする歩行者中心に道路構築に向け、オープンテラス等の施設を誘導するため指定した特例地区での道路占用をより柔軟に認めていくもの。

 コロナ占用特例を利用した占用主体のうち約50件が、22年9月までに「ほこみち」に移行する予定。今後も、占用主体に継続希望がある場合、ほこみちへの円滑な意向を推進する。

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