不動産ニュース / その他

2022/9/26

5階建て純木造ビルで耐震実験/アキュラH

「5階建て純木造ビル」の耐震実験の様子

 アキュラホームグループは、木造軸組工法「5階建て純木造ビル」の耐震実験を、9月20~22日に実施した。

 これまで、純木造ビルの安全性を確認するための根拠となる実証データが存在していなかったため、建築確認申請の審査において時間がかかるなどの問題があった。今回の実験では、告示波(建築確認の基準となる地震波)と、それを上回る震度7クラスの地震波を計6回加振。どこまで加振すれば損傷するのかについて、実証データを取得した。試験体は、日本初の木造軸組工法5階建ての川崎展示場(11月下旬オープン予定)を再現。

 同社はすでに、「普及型純木造ビル」のプロトタイプを実現しており、「8階建て純木造ビル」の新社屋を着工。11月には、アキュラホーム技術研究所(仮称)も着工する予定。今後は、建築確認申請などに今回の実験データを活用し、木造の推進と脱炭素社会の実現を目指す。

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