不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/3

リスト、三鷹の低層マンションが好発進

「リストレジデンス武蔵野御殿山」完成予想図

 リストデベロップメント(株)は、新築分譲マンション「リストレジデンス武蔵野御殿山」(東京都武蔵野市、総戸数45戸)の1期34戸の登録受付を9月23・24日に実施。30戸に申し込みが入った。

 同物件は、JR中央線「三鷹」駅徒歩6分の第一種低層住居専用地域に立地。約3,200平方メートルの敷地は長年にわたり畑だった場所で、同社は入札で取得した。南北に細長い2面道路で、南側を玉川上水の緑道に面し、井の頭公園にも徒歩8分と良好な住環境がセールスポイント。同エリアでのマンション供給も9年ぶりとなる。

 建物は鉄筋コンクリート造3階建て。1フロア16戸で、南面は4スパン、東面12スパン。玉川上水との連続性を意識したガーデンプロムナードなど植栽にも力を入れた。住戸は、2LDK~4LDK、専有面積約58~92平方メートル。天井高は2,450mm、二重床・二重天井。ディスポーザー、食洗器、活水器、キッチン・洗面所フィオレストーン天板、ガラストップコンロ、床暖房などが標準。

 販売価格は、2LDK(58平方メートル~)が8,090万円から、3LDK(71平方メートル~)が1億290万円から。今年4月にホームページをオープン以来の反響は1,700件超、7月のモデルルームオープンからの来場者は約260組。申込者の約7割が、地元三鷹市、武蔵野市在住。30~40歳代の都心通勤者をメインに地元シニア層の住み替え需要も集めた。実家が近いなど地縁のあるユーザーも多かった。低層の建物、環境の良さ、平置き中心の駐車場(19台)などが評価されたという。

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