不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/4

シングルが家賃相場以下で住み続けたい駅、23区は「南阿佐ヶ谷」

 (株)リクルートは4日、「都県(地域)×家賃水準別住み続けたい駅ランキング」の結果を発表した。首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している人を対象に実施した「SUUMO住民実感調査2022 首都圏版」において、一定の評価(平均評価点70点以上)を得た駅の、シングル向け/ファミリー向け家賃相場を集計。一次調査で30人以上の有効回答が得られた1,071駅を対象に平均値を算出し、ランキング化した。調査期間は1月14~27日。

 東京23区シングル向けで、相場より1万円安い家賃8万円以下の住み続けたい駅では、「南阿佐ヶ谷」(東京メトロ丸ノ内線)がトップに。中央線「阿佐ヶ谷」駅方面に商店街が伸び、駅の南側には落ち着いた住環境や散歩・ジョギングに最適な善福寺川沿いの公園が広がる地域。2位は「山下」(東急世田谷線)、3位は「上町」(東急世田谷線)など、東急世田谷線沿線から5駅がトップ10にランクインしている。

 東京市部ファミリー向けで相場の家賃12万円以下では、1位が「北府中」(武蔵野線)、2位が「白糸台」(西武多摩川線)、3位が「東府中」(京王線)。神奈川県ファミリー向け家賃13万円以下は、1位が「湘南海岸公園」(江ノ島電鉄線)、2位が「鵠沼」(江ノ島電鉄線)、3位が「鵠沼海岸」(小田急江ノ島線)となった。埼玉県ファミリー向け家賃11万円以下については、1位が「北与野」(埼京線)、2位が「加茂宮」(埼玉新都市交通伊奈線)、3位が「鉄道博物館」(埼玉新都市交通伊奈線)。

 千葉県ファミリー向け家賃11万円以下は、1位が「舞浜」(京葉線)、2位が「鬼越」(京成本線)、3位が「京成稲毛」(京成千葉線)。茨城県ファミリー向け家賃9万円以下では、1位「勝田」(常磐線)、2位「ひたち野うしく」(常磐線)、3位「赤塚」(常磐線)だった。

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