不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/6

住みたいまち、「恵比寿」が8年連続トップ

 大手マンションディベロッパー7社(※)で運営する新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は6日、「住んでみたい街アンケート」の結果を発表した。
 メジャーセブンのインターネット会員で7社の新築マンションの購入意向を持つ首都圏(1都3県)・関西圏(2府2県)在住のユーザーを対象にWebアンケートを実施。調査期間は8月3~17日。回答者数は首都圏3,080人、関西圏742人。

 首都圏の「住んでみたい街」トップは、8年連続で「恵比寿」(540ポイント)。交通の便の良さ、ステータス感、おしゃれ等が理由に挙げられた。2位は昨年に引き続き「目黒」(433ポイント)、3位は昨年4位からランクアップした「自由が丘」(395ポイント)。12位「鎌倉」(211ポイント)、18位「池袋」(162ポイント)、19位「青山一丁目」(161ポイント)は昨年の圏外からランクインを果たした。

 関西圏のトップは、昨年2位の「梅田・大阪」(214ポイント)。交通の便の良さや、商業施設の充実等が理由に挙げられている。2位は昨年まで5年連続トップだった「西宮北口」(162ポイント)、3位は「夙川」(130ポイント)。15位「淀屋橋」(42ポイント)、16位「北浜」(40ポイント)、18位「京都」(34ポイント)、19位「谷町六丁目」(31ポイント)は昨年の圏外からランクインした。

 今回、住宅のオンライン商談の参加意向についても調査。「参加してみたい」が13.7%、「機会があれば参加してみたい」が43.3%となり、合計すると半数以上に参加意向があることが分かった。とりわけ20~30歳代で参加意向が高かった。
 また、参加意向を示した人にその理由を尋ねると、「ちょっと気になる程度の物件でも気軽にできるので良いと思う」(51.9%)がトップで、「いくつもの物件を見てみたいときに便利だと思う」(48.0%)が続いた。一方、参加意向がなかった人の理由としては、「実際にモデルルームを見てみないとピンと来ないと思う」(59.3%)、「前向きに検討している物件は、実際にモデルルームを見たいと思う」(52.3%)等が上位に挙がった。

(※)大手マンションディベロッパー7社:住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)

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