（株）長谷工ライブネットは6日、「近畿圏賃貸マンション賃料相場マップ 2022年版」の販売開始に合わせ、同圏における賃料相場ランキングを発表した。
同マップは、同社が近畿圏で管理している約3万4,000戸の賃貸マンションの成約データと、同社が信頼できると判断した21年1～12月の賃貸募集データを基に、独自の分析調査により駅別の賃料相場を算出したもの。対象は55沿線・延べ570駅。
今回の賃料相場を間取りタイプ別にランキングした結果、大阪市内はシングルタイプ（面積25平方メートル換算）とコンパクトタイプ（面積40平方メートル換算）は共に、「淀屋橋」駅（シングル：8万5,000円、コンパクト：13万8,000円）が1位となった。また、ファミリータイプ（60平方メートル換算）は、「中之島」駅（23万1,000円）が1位となり、21年と同様の結果となった。
コンパクト・ファミリータイプにおいては、大阪市内中心部の駅において上昇がみられ、分譲タワーマンションが賃貸市場に流通している影響がうかがえる結果となった。
その他のエリアのシングルタイプは、大阪府下で「江坂」駅（7万6,000円）、京都府は「神宮丸太町」駅「丸太町」駅「京都市役所前」駅（7万2,000円）、兵庫県は「三ノ宮」駅「西宮北口」駅（7万5,000円）がそれぞれ1位となった。
今後は、東海圏、中核都市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市、北九州市)各エリアについても、「賃料相場マップ」の販売を予定している。
