不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/17

首都圏分譲M賃料、9月は小幅ながら上昇に

 (株)東京カンテイは17日、2022年9月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,302円(前月比0.1%上昇)と小幅ながら上昇した。都県別では、東京都は3,712円(同0.3%下落)、神奈川県2,463円(同1.6%上昇)、埼玉県1,851円(同1.0%下落)、千葉県1,824円(同1.7%下落)。神奈川県は築古事例が減少したことで平均築年数が若返り、2ヵ月ぶりに上昇。直近1年の最高だった5月(2,467円)に迫った。東京都は3ヵ月連続の下落となり、直近1年で最も低い水準となった。

 近畿圏の平均は2,107円(同0.7%上昇)。大阪府が2,345円(同0.2%上昇)、兵庫県が1,747円(同1.7%上昇)と主要エリアがそろって上昇となり、圏域平均を押し上げた。兵庫県では直近10年での最高値となっている。

 中部圏は1,901円(同0.1%下落)。愛知県が1,952円(同0.5%上昇)となったが、今春以降、愛知県の事例シェアが縮小傾向に転じていることから圏域平均は弱含んでいる。

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