（株）東京カンテイは9日、2022年10月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,350万円（前月比0.6％上昇）と反転上昇した。都県別では、東京都が5,372万円（同1.1％下落）と2ヵ月連続で下落した。神奈川県は4,758万円（同3.4％上昇）と反転上昇。千葉県は3,701万円（同0.2％上昇）と4ヵ月連続の上昇。埼玉県は3,738万円（同1.0％上昇）と反転上昇。新規分譲戸数は東京都と埼玉県で前月に引き続き増加を続け、供給戸数減少もひと段落した。
近畿圏は3,550万円（同3.3％上昇）と反転上昇した。大阪府は3,758万円（1.4％下落）、京都府は3,559万円（同9.0％下落）といずれも下落したが、兵庫県が3,625万円（同8.6％上昇）と上昇した影響で、近畿圏の平均価格は上昇した。
中部圏は3,430万円（同1.7％上昇）となり、反転上昇。愛知県も3,675万円（同1.6％上昇）と、反転上昇した。
宮城県は3,193万円（同0.5％下落）と2ヵ月連続で下落。福岡県は3,519万円（同1.9％上昇）と反転上昇した。
