不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/21

中央住宅、船橋で高価格帯の戸建て第2弾

「ザ・プルーブ 船橋海神」外観
床材やキッチン等の素材にこだわったLDK

 ポラスグループの(株)中央住宅は18日、高価格帯の戸建分譲住宅ブランド「THE PROVE(ザ・プルーブ)」の2弾目に当たる「ザ・プルーブ 船橋海神」(千葉県船橋市、全4棟)を報道陣に公開した。

 「ザ・プルーブ」は、「素材にこだわる」をテーマとした高価格帯ブランドで、2022年8月にスタート。同社の分譲住宅はコロナ禍で人気を集めているが、その中で従来商品だけでは対応できない高級志向の顧客層が出てきたことから、同商品を企画した。初弾は千葉県流山市で開発している。

 「ザ・プルーブ 船橋海神」は、京成本線「海神」駅から徒歩5分、東武アーバンパークライン・JR中央・総武線「船橋」駅から徒歩14分。お屋敷街、第一種低層住居専用地域などと、希少性の高いエリアであることから、同ブランドを採用することに。木造2階建て。土地面積は141.87~181.25平方メートル、建物面積105.98~111.16平方メートル。間取りは3LDK・4LDK。

 4棟それぞれに「ユーティリティ」「ファミリー」「ライブラリー」「ギャラリー」と異なるデザインテーマを設定。「ファミリー」では、家族の気配が感じられるオープン階段を採用、「ライブラリー」では、桐を用いた大型の収納を壁一面に造作するなどの特徴がある。全棟において素材にこだわり、床材には、経年変化が楽しめる質感や木目にこだわった無垢材等を採用。壁材の一部にも高い機能性と意匠を持った素材を選定した。キッチンは、天板に人工大理石等を用いたものを導入している。また、外階段は一般的なコンクリートではなく石を積み上げて造作し、建物間の路地も石畳で仕上げた。

 8月26日より広告を開始し、230件の問い合わせがある状況。11月19日から現地案内を開始、12月上旬から販売開始する予定。価格は8,280万円と8,480万円。引き渡しは23年3月23日を予定している。

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第一種低層住居専用地域

都市計画法(第9条)で「低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」と定義されている。 この用途地域では、建ぺい率の限度は30%から60%の範囲内(10%きざみ)で都市計画で指定され、容積率の限度は50%から200%の範囲内(6種類)で都市計画で指定される。

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