オリックス不動産(株)は12日、静岡県熱海市で温泉旅館「熱海・伊豆山 佳ら久(からく)」(総57室)を開発すると発表した。
同旅館は、オリックス・ホテルマネジメントの事業ブランド「ORIX HOTELS&RESORTS」のフラッグシップとなるラグジュアリーブランド「佳ら久」シリーズの第2弾。オリックス・ホテルマネジメント(株)が運営する。
計画地は、JR「熱海」駅から約1.9km。車で約7分。敷地面積は約6,148平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上7階地下1階建て。延床面積は約9,151平方メートル。
客室は全室露天風呂付き。外観は熱海・伊豆山の自然や歴史、文化に調和する洗練された落ち着いたデザインに。相模湾を望むラウンジやレセプションをはじめ、大浴場やレストラン等、充実した共用施設を計画している。
サステナビリティ推進のため「脱炭素化」「環境配慮」「安全・安心・快適性」「地域共生」の4つの重点キーワードを掲げ、「CASBEE」+Bランクの取得や、来客駐車場に電気自動車(EV)充電設備を設置する等、環境に配慮した施設とする予定。開業は2023年冬。