積⽔ハウス（株）と⽇産⾃動⾞（株）は12日、集合住宅で電気自動車（EV）のある暮らしを提案する「＋e PROJECT（プラスイープロジェクト）」を始動すると発表した。
日産が行なった事前調査では、住環境が理由でEV購⼊を断念した経験がある人が半数以上いたほか、集合住宅での居住でEVの購⼊が難しいと考える人が8割を超えていた。そこで両社は、住環境が理由でEVを諦めることがない世の中の実現を⽬指す同プロジェクトを始動した。
初弾として、横浜市内にある積⽔ハウス施工のゼロエネルギー賃貸住宅「シャーメゾンZEH」での「＋e試住」を、3⽉4⽇より実施する。「⾷体験」「防災シミュレーション」「ペットとの暮らし」のテーマを設定し、集合住宅にてEVのある暮らしを1泊2⽇で体験できる。
また、現在集合住宅で暮らす人に向けて集合住宅へのEV充電設備導⼊⽅法をまとめた特設サイトも同日公開した。今後も「暮らし（住居）」と「移動（⾞）」との両輪で、ゼロエミッション社会の実現を⽬指し、集合住宅でのEVの普及に貢献できる活動を協⼒して実施していく。
