不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/3

福岡県でマルチテナント型物流施設開発

「(仮称)KRD-LOGISTICS 小郡」外観イメージ

 関電不動産開発(株)は1日、マルチテナント型物流施設「(仮称)KRD-LOGISTICS 小郡」の着工を発表した。同社では九州圏で初となる物流施設開発事業。

 大分自動車道「筑後小郡」ICに隣接。「鳥栖」ジャンクションまで約5.0kmと、物流拠点として優位性のある立地。また甘木鉄道「今隈」駅徒歩5分と、通勤利便性も高い。

 敷地面積1万4,932.99平方メートル、鉄骨造地上3階建て。延床面積は2万5,700.10平方メートル。テナント区画の合計は約7,700坪で、2分割での入居も可能とする。1階トラックバースは柱スパン11mを確保することで、1スパン3台、計28台が駐車できる。荷物用エレベーター2基、垂直搬送機4機を実装するほか、それぞれ2基の増設も可能な構造とする。

 環境面にも配慮し、全館LED照明に。トイレ・階段に人感センサーを設置し、節水型衛生器具も導入する。BELS評価の認証を取得予定。

 竣工の予定は2024年2月29日。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。