27日、持続可能な社会をスタートアップとのオープンイノベーションで実現させることを目的とするイベント「City-Tech.Tokyo」が、東京国際フォーラム（東京都千代田区）で開幕した。
イノベーション・都市開発の世界的リーダーによる基調講演、City-Techやイノベーションを取り巻くテーマのセッションやトークセッション、グローバルVC（ベンチャーキャピタル）の幹部が審査員を務めるピッチコンテストなどが予定されている。
なおピッチコンテストの応募は、世界35ヵ国・地域から338社に達した。期間中にセミファイナル・ファイナルが行なわれ、優勝企業が決定する。
主催者スピーチに登壇した東京都知事の小池百合子氏は、「東京には、挑戦者を応援し、育てるための多くの強みがある。東京発のユニコーン数を5年で10倍、東京の起業数を5年で10倍、さらにスタートアップとの協働実績も5年で10倍にまで持っていく目標を掲げ、この3つの10倍で大きなイノベーションを起こす計画。今年は、国内スタートアップの海外展開に向け資金供給やアクセラレータープログラムを実施すると共に、100億円規模のファンドを組成。資金供給を充実させる計画」と述べた。
開催期間は28日まで。
