不動産ニュース / 仲介・管理

2023/3/10

「INITIA」で地域も巻き込んだ防災の取り組み

 (株)コスモスイニシアは10日、新築分譲マンション「INITIA」における防災の取り組みをさらに強化していくと発表した。

 (株)いのちとぶんか社(福島県双葉郡、社長:葛西啓之氏)と協働し、マンションの入居者のみならず、地域居住者も巻き込んだ取り組みを推進する。
 具体的には、マンション管理組合発足前の契約者懇親会と合わせて入居者向け「防災セミナー」を開催し、マンションのある地域の被災想定、用意しておきたい備蓄品といった防災に関する基礎知識を学ぶ。
 入居開始後は、地域の人にも協力してもらい、過去の災害事例などについて学びながら「マンション防災マニュアル」を作成する。
 マニュアルの完成後は、入居者や地域住民と協議しながら、防災訓練や避難所運営マニュアルの作成や長期的な「築防災計画」の作成を行ない、地域の居住者と共に共助のまちづくりを進める。

 同社では、2021年入居開始の「イニシア日暮里アベニュー」「イニシア日暮里テラス」にて、マンションの入居者や地域住民が協力して、マンション防災マニュアルの作成を実施。その後22年入居開始の3件のマンションでも防災の取り組みを進めた。この経験を生かし、現在販売中のマンションにおいても、「マンション防災マニュアル」の作成を進めることを決定している。さらに、3月11日は、分譲済みの「イニシア練馬北町レジデンス」において、2回目のマンション防災マニュアル作成会議の開催も予定している。

 今後販売する物件においてもこうした取り組みを推進。防災対策の一助となることを目指す。

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Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

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