東急不動産（株）は10日、傘メーカー（株）サエラと協業し、オフィスビルで回収した使用済みクリアファイルを貸出傘2,400本に再生したと発表。
「環境で選ばれる商業施設・オフィスビルに向けたプロジェクト」の第2弾。東急不動産のオフィスビル26物件の入居企業から使用済みクリアファイルを回収。2022年2月～23年1月の1年間で1,014kg（約5万枚相当）回収し、うち250㎏を傘の柄のリサイクル素材（再生ペレット）として再生した。また、生地部分についてもリサイクルPETボトル素材を100%用い、環境負荷を軽減している。
使用済みのクリアファイルを貸出傘として再生することで、入居企業のオフィスワーカーへのサービスとして還元するほか、ゴミの分別について意識を促していく。製造した傘は、13日より25物件の同社オフィスビルで貸し出していく。
