(公財)不動産流通推進センターは13日、「不動産エバリュエーション事例コンテスト2022」の受賞者による事例発表動画を公開した。
同コンテストは、「土地」と「建物」についての深い造詣を基に対象不動産の真の価値を見極める「不動産エバリュエーション」の普及・浸透の一環で、2018年より開催しているもの。
22年の募集テーマは「既存建物の工法や技術、建材や設計デザイン等、高性能、高付加価値および高品質なものを見出し、その土地の調査やエリアマーケティングを踏まえ活用した事例」と、「リフォーム、リノベーション、コンバージョンなどの手法を用いて既存建物の価値を、その土地の調査やエリアマーケティングを踏まえクリエイトした事例」。
大賞は「名駅二丁目三番街 再生の物語」((株)泉不動産 足立幹和氏)、「これからの京町家~高断熱・高気密を取り入れたリノベーション住宅~」((株)八清)。優秀賞は「近年の社会経済の変化に伴う新しい住まい方の有効需要層を求めて、賃貸マーケット情報分析を基に貸室仕様の工夫と収益再生のバリューアップに取組んでみた」(レールウェイサービス(株)増田善弘氏)が成功事例に選出された。
受賞者自身による事例紹介動画に加え、明海大学不動産学部 学部長・教授 中城康彦氏の講評を公開。URLから無料視聴できる。