不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/20

沖縄・首里の分譲マンション竣工/大和ハ

「プレミスト首里金城町」外観

 大和ハウス工業(株)は20日、分譲マンション「プレミスト首里金城町」(沖縄県那覇市、総戸数67戸)が竣工したと発表。25日より入居を開始する。

 ゆいレール「首里」駅徒歩19分に立地。首里金城地区都市景観形成地域において約20年ぶりに開発される中規模分譲マンション。

 敷地面積は約8,561平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て。延床面積は約1万665平方メートル。赤瓦や琉球石灰岩などによる琉球建築様式を採り入れた。

 専有面積は約75~184平方メートル、間取りは2LDK・3LDK。全住戸角部屋で奥行き5m超の大型ルーフバルコニーを採用。沖縄県の分譲マンションでは同社初となる160平方メートル超の住戸も用意した。

 販売価格は6,238万~2億1,846万円、平均価格帯は9,524万円。67戸中13戸が1億円超となった。

 2021年3月20日にモデルルームをオープンして以降、約440組が来場。希少な立地が評価され、購入者の約8割が県外から。23年2月末時点で46戸が契約済み。契約者の年齢層は40~50歳代が約5割、60歳代以上のシニア層が約4割となっている。平均年齢は54.9歳。会社経営者・自営業が約7割を占めた。居住地は沖縄県内が約15%、首都圏が約6割を占め、7割以上がセカンドハウスとしての購入だった。

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