
三菱商事都市開発(株)は3日、マルチテナント型物流施設「(仮称)愛知県扶桑町物流施設計画」(愛知県丹羽郡扶桑町)の新築工事に着手したと発表。同社初の中部圏における物流施設開発プロジェクト。
東名高速・名神高速の起終点である「小牧IC」と東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」の2つのIC・3つの高速道路を利用できる立地。関東・北陸・関西エリアへの広域配送拠点ニーズに対応できるほか、愛知県の主要幹線道路の一つである国道41号線(名濃バイパス)と、滋賀・岐阜を結ぶ国道21号線などを利用し、東海エリア向けの地域型配送拠点としても対応可能。
敷地面積約3万6,800平方メートル、鉄骨造地上2階建て。延床面積は約4万3,700平方メートル。1階は両面バースを採用。2層ボックスタイプとすることで、保管型・通過型など、多様な利用ニーズに対応できる。また分割可能な計画とすることで、さまざまな規模のテナントニーズにもこたえる。
竣工は24年春の予定。