不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/2

仙台、福岡で3温度帯対応の物流施設/霞ヶ関C

「LOGI FRAG DRY&COLD仙台泉I」外観イメージ
「LOGI FRAG DRY&COLD福岡古賀I」外観イメージ

 霞ヶ関キャピタル(株)は1日、ドライ・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応したマルチテナント型物流施設「LOGI FRAG DRY&COLD仙台泉I」(仙台市泉区)と「LOGI FRAG DRY&COLD福岡古賀I」(福岡県古賀市)に着工したと発表。

 「LOGI FRAG DRY&COLD仙台泉I」は、東北自動車道「泉」ICより約1kmに位置。仙台市中心部から10km圏内、「仙台港」から20km圏内と、仙台市街地への近距離配送だけでなく、東北地方の広域輸送のハブ拠点としても機能する。敷地面積約1万7,993平方メートル、延床面積約3万8,165平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上4階建て。
 南北に長く、北・西・南側三方に接道する敷地特性を生かして、北側の3層のドライ倉庫棟と南側の4層の冷凍冷蔵棟で構成。それぞれ2テナントに分割できる。冷凍冷蔵設備には自然冷媒を採用するほか、屋上には太陽光パネルを設置し、環境負荷低減にも取り組む。
 竣工は2024年6月の予定。

 「LOGI FRAG DRY&COLD福岡古賀I」は、九州自動車道「古賀」ICより約3km、「福岡」ICより約15kmに位置。「福岡空港」および「博多港」まで30分圏内と、空路と海路双方のアクセスに優れる。敷地面積約2万3,849平方メートル、延床面積約3万6,796平方メートル、鉄骨造地上3階建て。
 1階は自然冷媒による冷凍冷蔵設備を設置した冷凍冷蔵区画。賃貸面積は約1,000坪~で、最大3テナントが入居できる。2・3階はドライ区画で、荷物用エレベーター3基、垂直搬送機3基を実装し、倉庫内オペレーションの効率化を図る。賃貸面積は約2,000坪~、最大3テナントが入居可能。
 竣工は24年6月の予定。

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