森トラスト（株）は18日、グループ36社との2023年3月期連結決算を発表した。
当期（22年4月1日～23年3月31日）は営業収益2,666億2,900万円（前期比3.0％増）、営業利益655億5,500万円（同4.3％増）、経常利益693億4,000万円（同0.0％減）、当期純利益530億1,200万円（同31.4％増）。
賃貸関係事業は、米国・バージニア州北部やワシントンD.C.のオフィスビル取得による賃料収入増加などにより、営業収益は853億8,400万円（同4.6％増）と過去最高を記録した。
ホテル関係事業は、水際対策措置の緩和により、シティホテル中心に稼働率が回復。営業収益445億4,500万円（同51.5％増）と過去最高を記録した。
不動産販売事業は、エスリード（株）のマンション分譲が好調に推移したが、前期販売していた都心高額マンションの販売収益が剥落し営業収益1,180億1,000万円（同13.1％減）を計上した。
次期については、営業収益2,720億円、営業利益550億円、経常利益530億円、当期純利益380億円を見込む。
