不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/13

柏の葉に最先端の研究開発拠点/三井不

「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター」鳥瞰パース

 三井不動産(株)は13日、SMC(株)の研究開発拠点「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター」を、柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)に開設すると発表した。

 SMCは、空気圧機器で国内シェア63%、世界シェア39%を占めるトップメーカー。同センターは、最新の研究開発設備を備え、世界各国にあるSMCの技術センターの中核をなすグローバルフラッグシップ拠点となる。

 つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス」駅に近接。敷地面積4万2,794平方メートル。5階建ての建物3棟で構成する。延床面積8万5,320平方メートル。総投資額は1,200億円、従業員数は1,300名。

 「スマートウェルネスオフィス」をコンセプトとし、世界中から顧客や研究スタッフが集まり、最先端の技術交流や研究開発力の向上、新たなイノベーションを起こす拠点とする。同センター内には、地域の人と交流できるよう、まちに開かれたカフェや広場、体験型イベントギャラリーなどを設置。また、段状の屋上庭園によって、2つの都市公園の緑をまちにつなぐグリーンネットワークも実現する。建物の一部には耐火木造を採用。木の温もりを提供するとともに、SDGsにも貢献できる仕様とした。

 着工は2023年12月、完成は25年8月の予定。

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スマートシティ

高度なICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)や環境技術などを使って、環境負荷、エネルギー、交通などを最適に制御するシステムを備えた都市をいう。あるいは、小さな環境負荷の下で都市機能・都市生活を展開することができる都市をいうこともある。

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